ポルガハウェラ災害支援報告
ポルガハウェラ災害地へ励ましや
支援金などご協力を頂き本当に有難うございました。
スリランカでのコロナ感染拡大によるロックダウンやデング熱流行で
中々動けない状況が続きましたが
2022年1月26~28日、被災された皆さまへ支援物資などをお届け出来ました事を
ご報告申し上げます。
ポルガハウェラのこの地区は山がちで家のそばまで崖が迫っている家が多くあるため、今回の長雨で数か所地滑りや土砂崩れが発生し、被災してしまったようです。
政府や自治体からの援助が何もない中、日本からの支援が届くと聞いただけで皆、嬉しい気持ちになったそうです。
又、支援物資については現地スタッフがどのようなものが本当に必要なのか、私たちと連絡を取り合いながら慎重に考えてくれました。
支援物資を届ける家々は山地で、現地スタッフ3名が協力し合い、重く沢山の支援物資を車で運べるところまで持って行き、そこからは登山のような山道を運んでくれました。
大変な思いをしたようですが、その甲斐あって被災された皆さまはとても喜んでくれたそうです。
スリランカではエネルギー費が高騰しており、ガソリン代は1ℓ177Rs(スリランカルピー)です。これは日本円で約100円ちょっとですが、1か月の平均月収が約3万円のスリランカではかなりの高額に値します。それに伴い光熱費も高額で家計の大きな負担になっています。よって光熱費などの負担をサポート費として支援しました。
今回支援物資を届けたのは家屋全壊の2世帯と浸水、半壊で政府から退去命令が出ている2世帯、計4世帯です。
それぞれの世帯に食料品、日用品、サポート費などを届けました。
この家では土砂の跡がまだ残っています。家の高さの半分まで浸水したそうです。
被災者様よりお礼の手紙を頂きました
(日本語訳:支援金を頂いたことについて
日本の方々のおかげで幼稚園からの連絡を受け、支援金と食料品などを頂きましたこと、とてもありがたく大変光栄に思っています。この協力は私たちにとってとても大きな事です。支援を頂きました日本の皆さまに心から感謝申し上げます。)
まだまだ先が見えない状況ですが、被災された皆さまは、真面目に一生懸命生きようとしています。
私たちは今後も見守って行きたいと思います。