#33 スリランカの国旗
- seedoflankainc
- 2023年9月13日
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スリランカの国旗をご存じですか?
世界の国旗の中で一番大きく獅子が描かれており、少し細長い国旗です。国旗の縦・横比は1:2で、この比率は厳格に守られています。
スリランカの国旗は植民地時代などを経て数回変更され、現在の国旗となったのは1978年だそうです。
国旗に描かれている剣を持つ獅子はシンハラ王朝(紀元前543年~1815年:諸説あり)以来のシンボルで、王家が獅子の子孫だという神話に基づいています。
国旗の左側の緑色はイスラム教徒、その隣のオレンジ(サフラン)色はヒンズー教徒、獅子の周りの枠四隅に描かれている菩提樹の葉は、この国の70%を占める仏教徒を表しています。
スリランカでは国旗はとても大切に扱われており、かつてとある外国人が300枚のポストカードにこの獅子をパンダに変えた絵を描いてエアメールで出そう、とスリランカの郵便局に持って行ったところ、逮捕されてしまった、と言う話もあります。

画像は2022年スリランカと日本の国交70周年記念のピンバッジです。こうして日本の国旗と並べると確かに細長く感じますね。
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