スリランカの人に道をたずねると、必ず笑顔で説明してくれます。
・・しかし。しかしですよ・・。
この道案内がかなり難解、と言いますか、教えてもらった通りに進んでいるつもりでも
何故か誰に聞いても中々目的地に行きつかない・・。
聞く人度に違う場所を教えてもらっているような感覚になったりもします。
そんな事が重なり、長年???と思っていましたが、その訳がやっと判明。
どうやらスリランカでは学校で「地図の読み方」を教わらないそうなのです。
日本では小学校から社会科の授業で習いますよね。地図のどちら側が北、とか記号とか等高線とか・・。そう言うの、スリランカの一般人は知らないので、自分なりの感覚で道や場所を覚えているそうなのです。
そして
「人に聞かれたことに『知らない』と言うのは失礼だ」
と言う考えもあるそうで・・。
つまり。
「頭の中の自分なりの地図を説明することが難しい×知らなくても精一杯教えてあげようとする」
という事だったのです。
な~んだ、そういう事だったのね!と妙に納得。
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