#4 コロナ禍のスリランカ
- seedoflankainc
- 2022年4月7日
- 読了時間: 1分
更新日:2022年4月12日
8つの世界遺産を有するスリランカ。古くからヨーロッパの人々のリゾート地として観光に関する施設が充実しています。26年にも及ぶ内戦後、観光立国として復興してきたスリランカはロンリープラネット(世界一のシェアを誇る英語の旅行ガイドブック)の「世界で一番行きたい国ランキング」で2019年、見事1位を獲得しました。
しかし、その直後のコロナパンデミック・・。観光収入は無くなり、多くのホテルが売りに出されています。1日7~13時間の停電政策とガソリンや食料などの輸入品が店から消え、政治に不信を持った国民の怒りは爆発。いたることろでデモや暴動が起こっています。
内戦が終わり、希望に満ち溢れる笑顔だった人々が今や苦難の表情を見せています。
スリランカ人の友人に話を聞くと、「今、スリランカは大きく変わろうとしています。ここを乗り越えたら、やっと良い国、と呼べる国になるから」と。
植民地時代や長い民族紛争と何度も苦難の時代を乗り越えてきたスリランカ。コロナ禍を乗り越え、きっと又、世界中の人が「行きたい」と思う国になる事でしょう。

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