スリランカは仏教の影響が大きく、生き物をとても大切にする国です。海に囲まれた国なので海の生き物のサポートも至る所で行っています。
コロンボから南に100㎞ほどの海岸沿いはウミガメが多くみられ、保護施設もいくつかあります。その中のひとつ、Induruwa Sea Turtle Conservation Centerではウミガメの卵を孵化させて、ある程度の大きさになるまで育て、海へ帰しています。
飼育員の方がウミガメについて色々と説明してくれるのですが、その中で衝撃的だったのは「スリランカ人は昔、ウミガメの卵を食べていた」と言う話・・うわ。食べちゃってたの?!
どんな味だったのか聞いてみましたが「食べた事ないので知らないけど、鶏の卵の方が美味しいらしいよ」ですって・・。
施設内は砂浜の上にコンクリートつくりのプールが7~8個置かれており、その上に日よけの屋根が建てられています。プールにはカメが大きさ別に分けられていますが、珍しいアルビノのカメもゆったりと泳いでいました。
ここでは訪れた人の手の上に赤ちゃんカメを載せてくれたりします。さすが、おおらかな国、スリランカ!
施設で育ったカメたちが、インド洋の大海原へ旅立つ日が来るまでの、のんびりした平和なひと時。
『元気に生き抜く力をしっかり蓄えてね!』と願いました。
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